捨てる勇気
捨てることで新しいものと出会える。
逆に言うと、捨てなければ新しいものには出会えない。
ある意味真実。
例えば服。
着ることがなくなった服は、断捨離して、新しいスペースを空けることが必要。
そうしなければ、新しい服が入るスペースは生まれない。
ある程度は、買って、失敗して、捨てる(売る)というのは必要なのだろう。
どんなことにも言えるが、トライアンドエラーを繰り返すことで人は成長するものだ。
ホテルがなぜ快適なのかと言うと、モノが少ないからだそうだ。
ものが少なくて、スペースが多いから、快適だ。
これは、脳内の思考にも言えるかもしれない。
日々、目の前のことに追われていたら、スペースがない状態だ。
明らかにそれは快適ではない。
思考も、不要なものは捨てて、今必要なものだけに集中することが大切だし、脳内にもスペース(余裕)を持つことが大切だ。
脳内にスペースというのはどういう状態だろうか?
一つは、「何もしない時間」を持つことだ。
何も考えず、ボーっとする時間や、瞑想で心を鎮める時間が大切なのだ。
もう一つは、「時間の使い方を自分で選んでいる」という実感を持つこと。
何事も「やらされている」のではなく、「自分で選んでいる」と考えることが、心に余裕を生み出し、結果として、生産性を向上させることにつながっていく。
思考も自由に捨てられたら良いのにね。
なかなか思うようにはいかないだろう。
なぜなら、「考えないようにしよう」とすればするほど、「考えてしまう」からだ、。
「青いゾウのことだけは絶対に考え”ない”でください」
と言うと、100%考えてしまうのが人間だ。
脳は「〜ない」という否定語を理解できない。
だから、意図的に「肯定語」に言い換えてあげる必要がある。
一般的に「アファメーション」と言われているものだ。
肯定語で繰り返し唱えることで、「ある程度」は思考をコントロールすることもできるだろう。
思考の整理整頓。
したいですね。